順番が前後しておりますが、
先週クリムト展に行ってきました。
東京では現在クリムト関係の展示が2箇所開催されていますが、
私が行ってきたのは上野の東京都美術館で開催されている方。
7/10まで開催されています。
4月から開催の展示だったので、
今頃が一番落ち着いているかなと思ったのですが、
平日でもなかなか混んでおりました。
それでもクリムトの世界観を堪能することができ、
足を運んでよかったなぁと思っています。
初期の頃の作品は全然違う雰囲気で描かれていて。
この展示会の副題は「ウィーンと日本1900」なのですけれど、
日本の錦絵の影響を受けた1900年代から
今クリムトらしさとして知られているような
色彩豊かな作風に変わったのがわかり、
日本人としてなんだか嬉しく想いました。
たくさんの素敵な作品をみることができたのですけれど、
一番印象に残っているのは
壁画「ベートーヴェン・フリーズ」。
複製なのですけれど、
とても大きな壁画を原寸大で展示してあって。
一部屋丸々使った展示に圧倒され、
かなり長い時間その部屋にいました。
全体的な色調は淡いのですけれど、
部分部分に鮮やかな色が使われていてとても素敵で。
静かだけれど、重厚さがある。
そんな壁画でした。
写真を撮ることはできないので、
何度も見てはメモを取り、
頭に心にインプットした上、
幸いミュージアムショップに
「ベートーヴェン・フリーズ」の
ポストカードや一筆箋があったので、
もちろん購入。
ミュージアムショップを出たところに
ピンズのガチャガチャがあって、
「ベートーヴェン・フリーズ」のモチーフが含まれていたので、
なんとなく回してみたら、
見事「ベートーヴェン・フリーズ」を手に入れることができました。
そういう引きの良さには恵まれているようです。
クリムト展、東京都美術館での展示は
7/10までで終了まで20日ほどですが、
その後7/23-10/14まで
豊田市美術館でも開催されます。
ぜひ機会があれば行ってみてください。
公式サイト:https://klimt2019.jp/
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